半沢直樹から学ぶ「首元で表す人間性」

首元を見るだけで人間性も立場が丸分かり

こちらの記事の続き。
   

スーツ歌舞伎」なんて言われ方もしている日曜劇場「半沢直樹」。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.cyzo.com/2020/07/post_248248_entry.html/amp
 
歌舞伎の様な派手な衣装はありませんが、スーツの細かいところでキャラクターの個性を出しています
 
半沢部長(堺雅人氏)はレギュラーカラーで襟の開きが狭め
ネクタイも、シンプルな柄をプレーンノット(だと思う)で細めに結んでいます
 
 一目で半沢直樹の実直で落ち着いた性格が伝わってくる装いです。
 
他にも半沢直樹の味方の社員は、カラーは狭め、ネクタイはシンプルという装いが多い印象。
 
仇敵の大和田取締役(香川照之氏)はホリゾンタル(水平)カラーに、合わせてネクタイも太く結んでいます。 
  
大柄ではない香川氏を大きく見せる目的と。大和田の野心の大きさを表す役割でしょうか。
   
伊佐山部長(市川猿之助氏)もワイドカラーに大きめの小紋柄が多いですね。
  
先週の食事のシーンでは分かりやすく、情報システム部の苅田(丸一太氏)だけがジャケットを脱ぎ、襟元も緩めていました。
ワイシャツもブカブカで、普段人前に出ない部署の人間である事を暗に示しています
(体格的に、ピッタリとしたシャツを着ると体型が悪目立ちするのも理由かと思いますが)

よく半沢と一緒にいる渡真利(及川光博氏)は、外資系への転職も検討していたというキャラクターに合わせてか、結構派手目な柄の衣装が多いです。
https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/2013/chart/tomari_t.html

その他のセントラル証券の若手社員は、銀行員とは違う「証券マン」としてのイメージを出すためか、シャツやネクタイに目立つ配色を使っているのが特徴的。
 
今日は金融庁の黒崎主任検査官(片岡愛之助氏)が登場する様ですが、トレードマークの赤いネクタイで、銀行・証券との対立と攻撃性を見せてくれるのでしょうか

というわけで本日の日曜劇場、役者の衣装にも注目して見てみると面白いかもしれません。

↓半沢直樹の第1シリーズを復習したい方はこちら

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