海外在住者がスーツを購入する方法 – 1)海外のお店で作る・仕立てる
前の記事(海外在住者がスーツを購入する方法4つ)からの続きです。
1) 海外のお店で作る・仕立てる
海外のお店でスーツを購入できるメリットは、「自分の好きなタイミングで買える」事に尽きると思います。
ただ、自身に良い経験がないため、あまりおススメはしません・・・。
今までシンガポールで、2回オーダースーツを作ってみました。
・インド系の専門店でのイージーオーダー: 2ピース。確か4万円くらい。
・シンガポールのチェーン店でのイージーオーダー: 3ピース、パンツ2本。16万円くらい。
インド系は典型的な「安かろう悪かろう」でした。
最初は試しにワイシャツを作って、「このくらいなら着てもいいかな?」というレベルだったため、スーツを追加で注文しましたが、
ジャケットはダボダボ、パンツの脇ポケットはブカブカで、とても着れたものではなく何度も直しに出しました。
4度、5度と直しを依頼しましたが、全く状況は改善せず・・・
結局、「1度も着ることなくスーツを捨てる」という、まさにお金をドブに捨てる初の経験をしました。
「やっぱり、それなりのコストを掛ける事も必要だ!」と思い、気を取り直して向かったのがシンガポールのチェーン店です。
やけにこだわりが強いシンガポーリアンが担当してくれたのを覚えています。
同じ様にワイシャツを作ってもらい、「胸の周りが苦しい」と伝えているのに「こういうスタイルだから大丈夫だ」としか答えない担当者に一抹の不安を覚えつつ、スーツを注文。
(ワイシャツは結局、直して緩くしてもらいました)
ワイシャツの件があったため「少しゆったり目に作ってほしい」と伝えるも、しっかりとパツパツのスーツが出来上がる。
「想定の範囲内です」という事で、直しを依頼するも担当者は「慣れれば大丈夫。こういうスタイルだ」の一点張り。
・・・、君のスタイルよりこちらの希望を優先してほしい。
実際に1日スーツを着てみると、案の定息が出来ない程に苦しいため直しを注文。
そしてよく見ると、ベストのボタンが既に削れていてガリガリ、ザラザラ。
すぐに交換を依頼すると、何故か1回断られるも、しぶしぶ了承してもらえる。
他にも脇ポケットがブカブカ、お尻がパツパツ等の問題があり、計3回くらいの直しを経て、ようやく仕事で着れる状態に。
結論としては、もう2度とシンガポールでスーツを注文しないことを決意しました。
2回目に作ったスーツは、今も予備として自宅に置いています。
次の記事では、「日本に帰った時にスーツを買う」という選択肢について考察します。
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